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「ひとりごと」018 いい女とは2008.08.02
先日、レインボー1へ行ったときのことです。よく見かけることなのですが、店に入ってきてステージを眺め、座ることなく出て行く客が何組もありました。中には、ぐるっと店内を一周して、座らずに出て行くのです。
給仕の子が席に案内しようと試みるのですが、たいていは案内できずにあきらめてしまいます。46番のヌーイちゃんなどは、さすがに慣れたものです。客が見てから決めようとする態度を察すると、すかさず「どーぞ見て行って」という感じで客を促します。
こういう人たちは、いったい何を探しているのでしょうか?ということを私なりに考えてみたのです。自分の知っている子がいるかどうかなら、給仕の子に聞いてみればいいのです。まだ着替え中だとか、もうじき来るとか、今日は休みだとか、何らかの情報が得られるかもしれないのですから。
おそらく、ほとんどの人はそうではないでしょう。いい子がいるかどうか、それを物色しているのでしょう。どこか他でも書きましたが、本当はナンセンスだと思うのです。だって、今ステージにいる子だけがすべてではないのですから。だから店内をぐるっと回ってみるのでしょうか。それでも、トイレにいる子や控え室にいる子は見えませんよね。また、これからやってくる子も。
どんないい子を探しているのかわかりませんが、レインボー1ですからね。バンコクのゴーゴーバーの中で、最高レベルの女の子がいる店ですよ。どうして「今日はまずはレインボー1」と決めて、30分くらい座って見てられないのか、不思議でなりません。それから他の店に行っても遅くないと思うのです。
そんなことを考えながら、そういう人たちの「いい女」って、いったいどういうことなのだろうと思ってみたのです。パッと見ただけでわかるような「いい女」の基準とは、いったいなんなんだろうかと。
街中ですれ違ったきれいな女性、スタイルのいい女性、かわいい女性...。そういう女性を「いい女」と思って、探しているのかもしれないですね。何のために?他人に、「いい女」を連れているのを見せたいから?「いい女」を抱くことが目的だから?
いえ、けしてそういうのを批判しているわけではないのです。私もやっぱり、容姿のいい子は好きですから。でも、それだけで好きになるとか、抱きたいと思うようなことがなくなったのです。今、私が飲みにいったときに横に座る子のほとんどは、そういう基準で言えばハズレばかりです。むしろ、なんでわざわざこんなのを選ぶの?という子もいます。
でも、自分に合うんですよね。もちろんすべての子を連れ出したわけじゃないですけど、一緒にいたいと思う子たちばかりです。性格の優しい子だったり、ちょっとつっぱって見せるけど子供のように純粋な子だったり、頭の回転は悪いけど明るい子だったり...。なんかそういういろいろな面に惹かれるんですよね。
そういうのって、パッと見た目じゃわからないでしょ。だから、座ってじっくりと眺めているんです。そのうち、磁石が引かれ合うように、なんかお互いの接点ができてくるんですよね。自分が気に入ると注目するし、相手も何か感じるんでしょうね。
それで思ったのですが、「いい女」を探すということは、本当は自分自身を探しているんじゃないのかと。自分が何が好きで何が嫌いか、自分とはどんな人間で、どんなことを重要だと考えているのか...。それを考えることが、そのまま自分にとっての「いい女」探しになっているように思います。
「上手な恋愛講座」みたいな本に、でてきそうなことですね。でも、本当だと思いますよ。バンコクに来たばかりの頃は、まだ自分自身がよくわかっていなかったんですね。だから、パッと見た目できれいな子やかわいい子を選んで、どれだけがっかりしてきたか。そんな経験を繰り返すことで、私自身も自分がわかってきたのかもしれません。
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