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「ひとりごと」014 愛情とお金 2008.05.29
レインボー2のダンサーのビウちゃんが殺された事件は、日本人の間でもかなり広まっているようです。インターネットで検索すると、「探偵ファイル」というサイトに、写真入で詳細に載っていました。
それによれば、男性は警察に通報されている間に、衝動的に自殺を図ったようです。真っ裸で飛び降りているところをみると、よほど動転していたのでしょうか。覚悟の自殺なら、パンツを履くくらいの落ち着きはあったものと思います。
ビウちゃんを殺した理由は、ビウちゃんが彼の指示に従わずにケンカになったからだとか。彼は、彼女がゴーゴーバーで働くことを辞めさせたかったようです。それができなかったのは、彼が十分なお金を彼女にあげられなかったから。
その記事を書いた梅宮貴子さんは、「相当な覚悟と収入がないなら、仕事で他の客と寝ることも許す必要がある」と、風俗の女性を現地妻として囲う男たちへ警告しています。彼女たちは、それで家族を養っているのだからと。
「相当な覚悟」とは、一生面倒をみてやるという気概のことでしょうか。ゴーゴーバーなどで働く女の子は、体を売れるのは若いうちだけだということを知っています。わかっているけど、あまり先までは考えていないような感じです。
いいスポンサーを見つけて、ミヤ(奥さん)でもミヤノイ(愛人)でも、生活できるお金を提供してくれたら、それが彼女たちにとって幸せなことなのかもしれません。中には将来のことを考えて、大学に通って学歴を得ようとする子もいます。学歴があれば、それなりの会社に就職できると思っているからです。
しかし、頭で考えることと心で感じることは違います。好きになれば、何も見えなくなってしまいます。それは日本人でもタイ人でも、男でも女でも同じなのでしょう。頭と心が同じものを求めるなら、ビウちゃんも、金も出さずに文句を言うような彼を好きになることはなかったでしょうに。
日本人というだけでモテてしまう現実が、このタイにはあります。それをいいことに、タイ人をバカにして、尊大にふるまい、利用するだけ利用するような日本人(他の外国人も)もいるようです。そうすることが、逆に自分自身の価値を下げ、卑しめていることも知らずに。
女ひとりすら幸せにしてやれずに、それでもいっちょ前の男と言えるのでしょうか。生活のために体を売っていることも含め、その女のすべてを包み込んでやれずに、それでも愛していると言えるのでしょうか。
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